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幼馴染と発情期
第3章 新婚さんごっこ
二人きりになって変な間を作らないようにお夕飯の支度を始めた。
「麻由、裸エプロンやって」
「イヤ」
「新婚さんごっこだろ?裸エプロン基本だろ」
「そんな基本ないもん!」
「その為にわざわざエプロン買ったんだぞ」
「うっそ…そんな事言ってもぉ…」
「………助けたのが俺でごめん」
陸君は突然俯いてそう言った。
なんか…こう言われると悪い事をした気分になってしまう。
「あのぉ…あの時、賢ちゃんは気付いてくれなかったし…セクハラされてるなんて恥ずかしくて誰にも言えなかったから…それから助けてもらえて本当に嬉しかったよぉ?……だから…そのぉ…エプロン貸して?」
陸君からエプロンを受け取ると私はトイレで着替えた。
やあぁ…こんな格好で陸君の前に出るの!?
お尻見えちゃう…
脱いだ服でお尻を隠しながらトイレを出ると陸君が待っていた。
「麻由…すげぇ可愛い!おっぱいギリギリだな」
「やだぁ…あんまり見ないでぇ…」
近づいてきた陸君は急に動きを止めた。
「………わりぃ…ちょっと先に準備してて」
「ふえ?う、うん…」
陸君は突然二階の部屋に行ってしまった。
急にどうしたんだろ?
私はその間にお夕飯の支度を始めた。