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第8章 アルラウネ娘

その時、人食い花が地面から湧いて出て次々と仲間を丸のみにしていく、そして仲間はあっという間にいなくなった


ガッテム「ここは逃げるぞ」


ガチャン
ガチャン


とにかく逃げれる場所にひたすら走り続ける

ガチャン
ガチャン


しかし運悪く、底が見えない大きな亀裂が立ちはだかる


ガッテム「クソッ！どうすれば」


気鋭騎士Ｂ「団長！私にいい考えがあります」


ガッテム「なんだ？」


気鋭騎士Ｂ「私が両手で団長を投げるので団長は思いっきり踏んで飛んで下さい」


ガッテム「そんな事したらお前はどうなるか分かっているはずだ！」


気鋭騎士Ｂ「すいません、今まで黙っていましたが私は元グレイナル騎士団の一人、ブレンです」


ガッテム「グレイナル騎士団と言えば２年前に独立した騎士団か……噂ではかなりの腕を持つ奴らがいたと聞いているが」


ブレン「私の剣裁きで奴らを倒すので団長は逃げてください」


そして人食い花がどんどん近づいてきた


ブレン「さぁ早く！」


ガッテム「すまない」


そしてブレンはガッテムを投げると同時にガッテムも思いっきり踏んで飛んだ


シュト……
ガシッ


ギリギリで掴む事が出来た