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ピンクの扉
第5章 PTA会長
朝からシトシトと雨が降り続く。
予報では1日中雨が降るとか…

ああ、やだやだ。

お掃除する手が止まってしまう。
こんな雨の中、
娘の由佳は朝早くから出かけてしまった。

先日、恋人の佐藤くんと仲直りしたとかで、
今日は、佐藤くんと雨中デートを楽しむんだとか…

2人のこれからはどうなるのだろう。

桃子としては、
うまくいってくれたらいいなあと思う。

佐藤くんは、とてもいい子。
あの子が息子になってくれる事を願う。


ああ…いいなあ、

今夜、由佳はきっと佐藤くんと
愛しあうんだろうなあ。

私も、そろそろ主人に会いに
札幌へ行っちゃおうかしら

主人と離れてから、
何人かの男性に抱かれたけれど、
やっぱり主人がいい。

こんな私の気持ちを知ってか知らずか、
昨夜の主人からの電話では、
やれラーメンが旨かっただの、
ススキノで豪遊しただの、
なんか目一杯、
単身赴任を楽しんでいるって感じ(怒)

ああ、なんかムシャクシャしてきちゃう!
なんだか、こうやってお掃除しているのがバカらしくなってきちゃう。


”ピンポーン”

玄関のチャイムが鳴る・・・
誰かしら?

はい?どちらさまでしょう?


「おはようございます・・・・
わたくし、〇〇高校PTAの佐藤と申します」

〇〇高校?
由佳が通っている高校だわ!
PTAの佐藤さん?
どこかでお顔を見たことがあると思ったら・・・ああ!会長さんだ。

ピンクの扉を開けて、佐藤さんを招き入れる。

「突然お邪魔してごめんなさいね。
少しお話いいかしら?」

は、はい、どうぞ。
散らかっていて恥ずかしいんですけど・・・
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