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向日葵を君に…
第5章 高校2年生


「ねぇ…どこ行くの?」


向かった先は保健室。


「膝…擦りむいてるだろ」

「このくらい…」

「このくらいじゃないよ!」


保健の先生はいなくて、保健委員の人がいたけど俺は無視をして高野を座らせて擦り傷に消毒液を塗った。


「…穂高…怒ってる?」

「当たり前!前から俺の事で言われてたんだったら、俺に言って欲しかったよ!」

「あんな群れにならないと行動出来ないような奴等、たいした事ないし」

「怪我しただろ!」

「こんなの怪我に入らないから!…私はあの子達が言うようなイメージにしかならないんだから…言わせておけばいいの!いちいち訂正したり、構うのめんどくさい」

「だからってさ…」

「私は!あんたとかちよ子とかついでに槙野とかそういうわかってくれる人だけに自分の事わかってもらえればそれでいいの」

「でもさ…俺…高野が何もしてないのに、勝手にあんな怒られたり、怪我すんの…やだよ」


…泣きそうだ。

なんでこんなに涙脆いんだよ。


すると、高野はポンポンと俺の頭を撫でた。


「わかった…怪我しないように気を付けるから。泣かないの」

「泣いてない…」


高野はこんなに近くにいるのに…。


早く高野に自分の想いを伝えたい。



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