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向日葵を君に…
第6章 告白しちゃいますか
俺は一人うろうろしていた。
「お客様、危険ですのでお座りください」
「穂高。さっさと座りなさい」
高野にぐいっと引っ張られて高野の隣に座った。
「優柔不断でごめん…」
「別にいいよ…一生懸命考えてる穂高見るの楽しいし」
「楽しい!?う…カッコ良く決めたいんだけどなぁ、完全に経験不足だな…」
「そうかもね?童貞君だし」
「はっ」
そうだ…忘れてた…こんな事忘れてたなんて男としてどうかと思うけど、いつかは高野と…。
高野に筆おろしを!?
いかーん!こんな所で妄想したらいかん!
すると、高野に頬をつねられる。
「何変な想像してんのよ?」
「ほれ…声にでれら?(俺…声に出てた?)」
「やっぱり変な想像してたんだ?最低…」
高野はつねるのを止めて足と腕を組んで窓の方を向いてしまった。