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誘惑のサンタクロース
第4章 その後☆




「あの流れ星の日さ、」

「うん」

「あれは別に、おれの魔法じゃないんだ」




確かにちょっと疑ってはいたけど
少しだけショックだった。



「あの日はふたご座流星群の日で
 あの時間が一番流星が見れるから
 あの時間に来てもらったんだよ」



そういえば、会社の人が誰か
流星群がなんちゃら、みたいなことを言っていた気がする。



わたしはずっと上の空だったから
あんまり聞いていなかったけど。


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