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want to be ...
第25章 Request Story♡ 2人の1日 Ⅲ






「何でですか…」


「何でって、そりゃあ。
杏奈は俺のもんだから、俺も杏奈のもんだろ?
それはこれから一生、絶対に変わらないから、
俺は杏奈のものって決まってるから、
付けてくれるなら1個で十分」


ぶわっと体に熱が上がる。


い、一生…変わらないんだ。


決まってるんだ、あたしは蒼汰さんのもの、蒼汰さんはあたしのものだって。


…嬉しい。


嬉しい…


…って、…ん?待って。


じゃあどうしてあたしにこんなに付けるのー!?


「そ、蒼汰さん。っちょ、まだ付けるんですか!?
こんなに付ける必要ないでしょー!?」


「あるよ」


「…!?どうして…」


「杏奈がふらふらしないように」


「…?」


「他の変な男にとられないように」


「…!」


「そんな大量に付いてたら、
他の男なんかに目移りする気も起きねぇだろ?」


…目移り以前にまず、服を着ても隠れないところに付けられたキスマークをどう隠すかで悶々しそうだけど…


それにあたし、蒼汰さんを失っちゃったら死んだも同然だから目移りなんて絶対しないけど…


「あ…言っとくけど束縛じゃねぇから。
女と遊ぼうが男と遊ぼうが構わねぇけど
…お前は俺の女だ。それは絶対忘れんなよ」


きゅーん…


はい…死ぬまで一生忘れません。


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