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want to be ...
第29章 素直な気持ち 雫SIDE







執拗に追いかけてくる瑞季の舌。


しばらく離して貰えなくて、腰を抜かしたあたしはたぶん、お風呂を上がっても歩けない。


うん、絶対歩けない。


歩けない…


…って!


「…っんんんんん!んんっ、んー!ぷはっ…」


「何だ。今更気付いても遅い遅い」


「やっ…やだぁあ!体持たないっ…」


「あ?俺がどれだけ我慢したと思ってんの…
明日土日だろ?離してやらねぇから」


「やっ!むっ、無理っ」


「逃げれるもんなら逃げてみな。
首輪して可愛がってやる」


「やっだっ…!」


「その拒否もいつまでしてられるかな?
それとも寸止めでもして欲しい?」


「もっ…、もっと嫌!」


「じゃあ一晩…、俺を受け入れて?」


「っあぁぁあ!っあっあっ、はぁあ!んっ」


勢いよく揺さぶられて、慌てて瑞季の首に腕を回す。


ちゃぷちゃぷと水面が揺れて、快楽で顔が歪む。


瑞季がキスであたしの腰を抜かせる時は、「一晩中抱く」という意味で。


そんな時は、離して貰えてもしばらく体を自由に動かす事が出来なくて、ベッドとお友達になるしかなくて。


さ、さ、さすがにそれは…!


「最初は嫌っつっててもどうせ俺の言いなりなるだろ。
諦めろ、今日は特に拒否権与えてやんねぇ」


その後ひたすらお風呂で抱かれて、瑞季の部屋のベッドに移動しても一晩中離して貰えなかった。











「早く大学卒業してね、奥さん」


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