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want to be ...
第6章 ヤキモチ






熱い…熱くて激しいっ…激しすぎる!


ほんとに身体壊れちゃう!


何度果てて意識を飛ばしても、蒼汰さんはあたしを離してくれなかった。


あたしの中を蒼汰さんのモノで満たし続け、身体中も体液でまみれるほどぐちゃぐちゃに抱かれた。


「やぁあっ!もぉやめ…っあぁぁあー!」


ずっとずっと、一晩中…


あたしは蒼汰さんに激しく抱かれ続けた。











その日、あたしは終電を逃して自分のアパートに帰ることが出来なかった。


軽い気持ちで来ちゃったことを後悔した。


あたしが持ってきたのは、財布とハンカチとピルケースとミュージックプレイヤーが入ったカバンだけで、替えの服なんて持ってきてなくて。


激しすぎるセックスに身体に力が入らず全く動けなくなっちゃったし、途中なぜか服を着せられて、帰してくれるのかと思いきや。


「…何ホッとしてんの杏奈?
勘違いすんじゃねぇ、帰す訳ないだろ。
帰れねぇようにぐっちゃぐちゃにしてやる」


「やぁあっ!ぁっ…ダメ、ダメぇ…っ!」


「んー…?俺言わなかったっけ…?口答えすんなって…」


「っあぁー!」


ということで着たまま抱かれて…人前に出られないくらい服がしわくちゃになっちゃって、帰れなくなっちゃった…


でも…意地でもタクシーで帰るもん。


蒼汰さんが夢の世界へ旅立つのを待ち、酷く倦怠感を纏う身体を懸命に動かしてベッドを降り、脱ぎ散らかされた服を持ち上げる。


こ、これは…


びっくりするほど汚されたあたしの服。


ベッドの上の彼を睨み、蒼汰さんが着てた部屋着をなんとか頑張って着た。


ぶかぶかで思わずきゅんとしたけど…今はそんなこと気にしてられない。


一旦帰って落ち着かなきゃ…


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