この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
want to be ...
第7章 解…消?






「2人に話聞いてから、俺はお前を美咲としてじゃなく、
杏奈として見るようになった。
そしたら…次々とお前のいいところが見えてきて。
今までどうして見えてなかったんだ、ってくらい」


「俺、自分のことしか考えてなかったんだなって。
セフレとして傍に置いてたはずなのに、いつの間にか
手放せなくなってて、家に帰したくなくて…
後戻り出来ないくらい好きになってること、
自分の中で認めようとしてなかった」


「どんなわがまま言っても聞いてくれるところ
めちゃくちゃ料理が巧いところ
何でもこなせるように見えて実は結構不器用なところ
…なんてガキみたいなこと言う俺を受け入れてくれるところ
笑顔が最高に可愛いところ
何でも前向きに捉えて、俺を助けてくれるところ
だけど機嫌損ねたらちょっとめんどくさいところ
今みたいに、素直じゃなさそうだけど
ほんとはめちゃくちゃ素直で可愛いところ。
…たくさんありすぎて、言いきれねぇ。
気付いたら、惹かれ始めてた」


「杏奈がいなかったら、溜まった性欲
美咲にぶつけてしまってたかもしれない時だって
何度もあったんだ。
それでもこれ以上美咲を傷つけなくて済んだのは、
他の誰でもない、杏奈…お前がいたから。
お前がいてくれたおかげで…
俺はこうして、今でも生きていられる」


…え?


最後の言葉に疑問を感じて眉をひそめると、蒼汰さんは複雑そうに笑って言った。


「俺…杏奈と初めて会ったあの日
実は自殺…死のうかなって考えてたんだ」


それを聞いて目を見開く。


/500ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ