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変態キャンディー
第10章 キャンディーキス
「じゃあ・・・お兄ちゃんとスミレさんの
キスを私に見せてください」
いきなりスミレちゃんが言いました。

「えっ?!」 「今っ?!」
三宅さんと私は驚きます。

「はいっ!それを見たら・・・
二人は恋人なんだな〜って・・・
私が実感できるんです」

「でも・・・」「ここはバス停だし・・・」

「キス・・・出来ないんですか?」
ハナちゃんの表情が険しくなりました。

「で・・・できるよ」「も・・・もちろんよ」

チュッ・・・

三宅さんと私は唇が触れ合うだけの
軽いキスをしました。

それでも私はドキドキしてます。

私にとってはファーストキスです。
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