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変態キャンディー
第3章 キャンディー製造装置
「いまキャンディーを製造中だから・・・
終わったら帰ろうね」
三宅さんは私の方を向いて微笑みます。

実験室の隅にある怪しげな機械が動いており・・・
黄土色のキャンディーを吐き出しています。

洗濯機くらいのサイズの機械です。

「この機械でキャンディーを作ってるんですね」
私は感心しています。

「いろんな成分を混ぜて
キャンディーを作るんだ。
心の奥に眠る天才的な知性を
呼び起こせるキャンディーを目指してね」
三宅さんが言いました。

「これまでは失敗続きですよね〜」

私がそう言うと三宅さんは苦笑いをします。
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