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夜の密会
第2章 第ニ夜
後ろからギュッと抱きしめてきた先輩に振り返った瞬間、今だと朔弥先輩はバスタオルを剥ぎ取った。
「あっ!ちょっと先輩!やめてください」
「もう何度も見てるだろ。今更だ。変に恥ずかしがってんなよ」
「だって…」
「ほら、手」
先輩は落ちた衣類の中からブラを拾って私に着せた。
「先輩、自分でやります」
「いいから」
素っ気なく返した先輩は、ショーツを私の足に通させて上まで引っ張り上げる。
赤ちゃんみたい…
それから、大人しく着せられて、ベッドに入った。
いつの間にか変えられたシーツは、綺麗なものになっていた。
この人の腕の中で眠れることが幸せ
初めの頃は落ち着かなくて、抱き寄せる手に体に力が入ってしまった。
今はそれが安心するものに変わっている。
「先輩、おやすみなさい」
先輩の腕の中で目を閉じた。
先輩のお家 第二夜 END