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夜の密会
第3章 第三夜




一年前、三年付き合っていた彼氏に振られた。
大好きだったし、結婚も視野に入れて付き合っていた人。


仕事が忙しくて、会うことも少なくなって。

わたしがいけないのはわかってる。けれど、彼も彼なりに理解してくれていると思っていた。
そんな中で久々に電話をして、会う約束をして、楽しみにしていたその日は、おしゃれをして行ったのに、彼から出てきた言葉は「別れよう」という一言だった。


目の前が真っ暗になって、どうやってここまで辿りついたのか、ついた先は、会社のすぐ近くのカフェ。
なぜ休みの日にこんなところに、、、そう思いながら、席に座って、声を押し殺して泣いた。


どうして、どうしてこんなことに…


愛してる人、大好きな人




どれくらいそうしていたのか、あたりはすっかり真っ暗になり夜となっていた。



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