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第9章 リベンジ

四月になった

私は今日から自分を変えようと思った

まず手始めに彼の目をみて挨拶しよう

彼に話し掛けてみよう

このふたつを実行しようと思った


それが意外にも簡単にできた


二ヶ月ぶりに彼の目をみて挨拶して
雑談までした

彼は私が話し掛けたら、なんかてれてた

ちょっと顔が赤くなってた

うれしい反応だよ


帰る時もちょっと私の事みてた

私が意地張ってたからなのか


彼と話せて嬉しかった



この日は女の子はお休みでいなかったから



翌日は目もあわすこともできずに


二人が仲良く帰っていくのを隣の席の彼女と見送った

彼女と私はお互いが彼のセフレだとカミングアウトしてないから
ちょっと複雑な心境の私


私は吹っ切れたと思ったけど

改めて二人をみるとむかついてくる


私もなんだか新しい人が出現したから

隣の席の彼女に


あなたも頑張りなよ


なんて言った

彼女は

誰か紹介してよ

と言った