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許されなくたって…
第3章 変わっていく日常
「はぁ…」
「気持ち良かったです」
翔は赤い顔でにこっ、と笑う。
「可愛い…」
思わず口にして、翔の頭を撫でていた。
「僕…可愛いんですか?」
「うん。すっごい可愛い。」
「僕、男ですよ?」
「男とか女とか関係ない」
「そうですか?」
「うん。俺は翔が好きだから。」
自分の口から自然と出た言葉。
すっごい恥ずかしいこと言ったな…俺。
「僕も先輩のこと好き…」
そしてまたキス…
すると、翔が舌を絡めてきた。
正直、ディープキスは初めてで戸惑った。
でも、翔はすごくキスが上手くて自然と舌を絡めることができた。
「はぁっ…」
ここで初めて気づいた。
俺は翔に、押し倒されていた…