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許されなくたって…
第3章 変わっていく日常

…ずっと無言…

気まずい。何か喋ろう…

「先輩?」

「ん?何?」

「キス…していいですか?」

…へ?
えぇっ!?
まさか翔から言ってくるとは思わなかった。

「あぁ…うん。」

翔の顔が近づいてくる。

チュッ…

唇に柔らかい感触が…

「へへっ…」

翔が顔を背けた。
でも、少し見える顔は耳まで真っ赤だった。

無言で翔を抱き締める。

そっと俺の背中に手を回す翔。

それからしばらく俺と翔は抱き締めあっていた。
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