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許されなくたって…
第2章 告白

「ちょっと話がある。」

「はい?」

俺は無言で倉庫の奥に翔を連れていく。

「なんですか?」

「あのさ…」

「?」

「えっと…その…」

いざ、言うとなると緊張する。

「あの…僕も言いたいことが…」

「ん?」

「僕、先輩に言いたいことがあるんです…」

俺が聞こえるか聞こえないかくらいの声で翔が口を開いた。

「先言って」

「あの…なんか緊張するな…」

「何?」

「えっと…僕…

先輩のこと好きになっちゃいました…」
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