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叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第8章 泡のようにはじけて
俺は苺香が持ってきてくれた苺柄のレインコートを着せられていた。
少し恥ずかしかったけれど、破れた服のまま歩くよりはマシだった。
なるべく水を払ってから、それを空っぽのコート掛けに預ける。

その間に苺香は広いリビングのソファにダイブしている。
ミニスカートの裾から下着が見えそうだ。

「お湯湧いてるからお風呂入ってきなよー。手はその後ばんそーこー貼ってあげる」

「ほ、ホントにいいの?」

「遠慮しなーい! 柊なんか、当然って感じでマイカの家使ってたよ?」

「そっか……」

少しだけ胸に痛みが走って、俺は自嘲気味に笑った。
しゅーちゃんのことを殴って逃げてきたのに、今更苺香との関係に引っ掛かりを覚えるのがおかしかった。
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