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叶わないならせめて、手に入らないならいっそ
第10章 虹が笑う
間近に見える黒い瞳は柔らかく笑っていて、俺も自然と口元が緩む。

キスをした。
かさついた唇は、俺の心をくすぐったくさせる。

その時、ジョギングの人が横を通りすぎていった。
俺は慌てて体を離す。

やばいやばいやばい。
見られた。

だけど、しゅーちゃんは俺を抱きしめて離さない。

「しゅーちゃん、また人が来るかもしれないからっ!」

「もう少しだけこのままでいさせてくれ……」

肩の上にしゅーちゃんの頭が乗っかった。

俺は「あー」とか「うう」とか呻きながら、観念してしゅーちゃんの背中に手を回す。
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