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第1章 好きなもの

この世界で一番大切な人


世界がどんな色でも構わない。

私が世界を染めるから。

でもあなただけは特別。

あなたの色が好き。

あなたの文章が、体に入るこの感触。

指先から染まる、体を伝わるこの快感。

あなたの為に何ができるだろう

私はこんなにも好きなのに。

笑顔にすればいい？

願いを叶えればいい？

望みを教えて。

私の大切な人。