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第13章 買い物

何人かの診察を終える頃には、遠目にもﾌﾟﾂｯと乳首の角がわかり、
ティッシュは何枚かあてがわなければならなくなる。

次の患者の切れ間に、新しい仕事を頼む。

｢買い物に行って欲しいんだが…｣

地図とメモと財布を渡す。

｢わかりました。｣

少し不安そうだったが、裏口から出ていった。

買い物先に電話を入れ指示を出し、現場と繋がる片耳イヤホンをつける。

パソコンに映像もくるように、カメラも仕込んであった。

急な外来が来ないことを願って、パソコンを見ていた。