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藤の舞
第13章 買い物


…っ…ン…

「君、診療中に変な声を出さないでくれよ。」

「っはぃ…すみません…」

奴隷は素直だった。

ポーン…

患者が来る合図だ。

ノックの後、患者が入室する。

「こちらへお掛けになってお待ちください。」

頼んでもいない丁寧な挨拶をする。

椅子を引き、患者が座るタイミングで椅子を押す。

身を屈めて、あちこち擦れたようで、顔を赤くしながらも奴隷が応対する。

頭を下げて、ビクンと腰を引いて、慌てて収納棚に戻っていった。

薬の塗布が必要な患者で、手が離せないので奴隷を呼ぶ。

真っ赤な顔をしながら額の汗を拭ってくれた。

自分の股を拭った方がいいのではないか?

想像して笑みが出る。

「では次回は来週の同じ曜日に…」

「ありがとうございました。」

患者が退室すると、奴隷がテーブルを拭きにくる。

前屈みになる奴隷の乳首を摘まみ、
スカートを捲ると、そこは濡れそぼっていた。

「制服に染みができそうだな。」

ティッシュを当てて糸を引く様子を見せて、足元のゴミ箱に入れる。

奴隷は自分の体液のついたティッシュのクズをじっと見ていた。

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