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藤の舞
第14章 謝肉祭
「せっかくなので調印式にお立ち会いください。」

僕は新聞紙大の紙を床に拡げた。

『私は淫乱すぎるもて余した体を欲に捧げます。
誰に何をされても、どうなっても構いませんので、卑しい体に快楽を与え続けてください。
どうぞ皆様がお好きに私の体をお使いください。』

紙に書かれた文字を読み上げると、客たちが鎖を伸ばして奴隷を床に下ろした。

奴隷も紙に書かれた文字を読み上げて、床に置かれた朱肉に自分から秘部を押し付けて四つん這いで進む。

パックリと開き、血のような朱を纏った秘部を晒して、紙に近づき、
ゆっくりと腰を落として紙にマン拓(たく)で調印した。

用意した筆を手に取り、印の左に大きな字で署名を済ませた。

その間に回復したモノを奮い立たせ、
謝肉祭の終焉に向けて今一度、宙吊りにする。

もう何も出ない肉棒を、契印として、奴隷の穴に入れていった。

奴隷は、へらへらと笑いながら抱き潰された。

客も僕も勃たなくなった。すると一人がナイフを持ち、タイツの上の部分に切り込みを入れ、
客たちが左右に分かれて、包んでいたタイツを左右に引き裂いた。

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