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藤の舞
第16章 試験
幸い彼女と奥さんを似ていると感じている男が、
彼女を虐げることで、奥さんに復讐した感覚を持たせることが、
手っ取り早いと考えた。

「わ、わたし…いえ、奴隷の分際で、ご主人様方を差し置いて…」

「ねぇ、その喋り方、やめよう?」

「はい?」

「貴女のご主人様は、あまり仰々しいのはお好きじゃないのよ。
ご主人様の好みの奴隷になることも、奴隷の努めじゃないかしら?」

「はい、かしこ…、いえ、わかりました。」

「じゃあ早く、ご主人様をヨクして差し上げましょう?」

アタシが横から男のモノに舌を這わすと、彼女も真似てくる。

二人からの奉仕の良さを体感させることにした。

男の手を片手ずつ分け合い、自分の乳房に導く。

空いた手で、袋の中のタマを転がしたり、男の乳首を攻めながら、棹を舐めていく。

男は、倍の刺激にすぐに反応を示し、膝立ちのまま、抵抗出来ずにヨガリ始めた。

「ああ、善すぎるよっ…もう十分だ。」

潤んだ目で見下ろされる。

アタシは彼女を仰向けに寝かせ、自分が覆い被さり、筒くらべの準備をした。

「また、平等に交互に愛してね。」

振り向いて言えば、飛び付くように男がくる。

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