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藤の舞
第16章 試験
「俺は女性を所有して管理するのは面倒だな。
養わなきゃならない、妻に対する気持ちと似てるかもしれないね…
俺は意志を持って、愛し愛されたい。
これは君へのわがままになるかな?」

「んふっ…そんなことないわっ
アタシも、可愛いわがまま言っちゃおうかなぁ。」

「可愛いかどうか聞かせて?どんなわがまま?」

「もう一回して欲しい。彼女も交えて…
でも今度は貴方をアタシにちょぉだぃ?」

「ん…」

「彼女と比べてアタシを選んで、最後は貴方が欲しいの…」

「まぁまぁ可愛いわがまま…かな。」

チュッ…チュッ…

膝立ちのままの男に寄り添い、キスを交わしていく。

彼女が、目覚めるタイミングを見計らっていることに気づいていた。


「ねぇ起きて…
もう一度三人で愛し合うわよ。」

女は受け皿が沢山あるから、男の数が多い複数プレイが簡単に成り立つ。

しかし、男は移り気な割には、吐け口は1つだ。
支配欲、所有欲が薄いと、複数プレイは成り立ち難い。

そこをどうにか乗り越えさせる為には、筒くらべやプレイの差で楽しみを体感させるしかない。

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