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藤の舞
第7章 治療5・塗薬治療その2
ゴトッ

物音のする方を見ると、治療器具が転がっていく。


じゃあ私の中にあるのは何?

何となく感じていた違和感。

途切れ途切れに先生に尋ねた。

カーテンが開けられる。
先生が脚の間に立っているのは当たり前のことだけど、

その位置から私の中にあるのは先生自身なのだ。


ただただ驚いたけど、私はこんなに気持ちいいsexを知らない。


彼や主人とのsexはどうしたらいいのかわからないという苦悩があった。

気持ちいいのか聞かれるのが辛い。イクことは稀で、感じていないとバレてしまっていた。

相手だけでもイッテ欲しいと思って促すけど、事後の気まずさにいたたまれなくなる。


先生は女性の体を知るプロ…

とはいえ、『治療なのだ。』と何度言い聞かせても、体が跳ねるほど悦んでしまう。

クリトリスでイクことはあったけど、
挿入されて気持ちいいと感じたことがなかったのに、Gスポットというところを攻められて、呆気なくイッテしまった。

そして、今、最奥の更に新しい快感を得ようとしていたところだったのだ。

先生が治療器具とご自身のモノを並べていた。

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