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藤の舞
第9章 獲物
棒で乳首をつついてみるが反応はない。

完全に僕に体を預け、四肢はだらしなく弛緩して、秘部を晒している。

ズリズリと押して、そこをカメラに近づけていき、膣内の棒を抜き取る。

「すぐに淫乱マンコになって、皆さんの肉棒を欲しがる体に仕立てますからね。」

観客に話し掛けた後、後孔の棒を出し入れする。

本体は意識がないのに、蕾と花弁が生理的に反応しパクパクと口を動かす様子をアップで映す。

「こっちも使えるように、仕込みますからね。」

脚をカッと開き、乳房をもみくちゃにしてやる。

反応がない玩具に飽きて後ろに下がり寝かせてやる。

カーテンを閉めて幕をおろした。

***************************

カーテンにピンでメモが貼ってある。

『次の患者を診ているかもしれないので待たずに帰って構いません。』

身支度をしてカーテンを開ける。

先生の話し声がするので、待つのをやめて帰ることにした。

私の意識にあるのは鏡に映るイヤらしい自分の姿。

そして過ぎても快感を受け止める体。

なのに、電気棒で終わった体は物足りなさを覚えていたのだ。

どこかで感じている。
もうやめたほうがいいと…
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