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第16章 卒業式　「おもしろき　ことをなき世を　おもしろく」

「志穂さん、そこじゃなくて…もっと…」
「もっと？」
「な…中を…」
「英里ちゃんのえっち」

　指を一本入れる。
　途端に締め付けてくる。

　その指をゆっくり出し入れ。

　指に合わせて英里ちゃんの腰も動く。

「はっ…あ、んん…！　あっ！」

　激しくなる腰の動きに合わせて、指を二本。二本から三本。
　再び絶頂しそうな頃を見計らって、また指を抜く。

「はぁ…はぁ…意地悪、しないで…」
「またイきそうだった？」

　涙目で頷く英里ちゃん。
　
　英里ちゃんの粘液で濡れた指を、乳首にそっと触れさせる。
　またピクっと反応が返ってくる。

　そのまま乳首をつまみ、擦る。

「あっ、あ…っ！　はぁ…ああっ！」

　またイく寸前で止める。

　それを何度か繰り返すうち、ついに英里ちゃんは泣きながらおねだりしてきた。

「お願い、志穂さん…イかせて…」
「イきたい？」
「イきたい…」

　可愛い英里ちゃん。

　肩を抱いてキスをする。

　もう全身が性感帯になるほど焦らされた英里ちゃんは、それだけで割れ目をヒクヒクさせている。

　指を差し込む。

　一本、二本…

　充血した割れ目の奥から溢れ出る粘液が、指を包む。

　そして、指を激しく。
　英里ちゃんの腰も動く。

「あっ、ああっ！　あぁ…イく…イくぅ…っ！」

　今度こそ英里ちゃんは、私の指の動きに果てた。