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人妻短編集
第2章 人妻 美子(42)
「あの尻…」

健一は、仕事中にある一点を凝視していた

最近入ってきたパートの人妻

どこにでもいる普通の女性だが、時々目が合う気になる存在だった

この日の作業場は暑かった

空調の効いた作業場でも忙しく動いていると汗ばんでくる

皆、白い作業着を着ている

女性は汗ばんだ肌のせいで、作業着の下の下着のラインが浮き出ているが、健一は特に意識しなかった

…が、この新人のパートの人妻、美子だけは違う匂いを放っていた…

胸は大きくはないが、背中に透けるブラのラインが、その身体の細さをクッキリと映し出している

太ももには何かレースのような模様…ガードルが肉付きの良い太ももを包んでいる

そしてヒップ…

パンツもサイドレースか…

もう、大きな子供がいるらしい美子の熟した柔らかい桃肉が動くたびにその形を変え、健一の股間をビンビンと刺激していた…

美子が少し前かがみになった

その柔らかな全身のバランスからは少し大きめのヒップが作業着にピタリと張り付き、美子そのままの姿を健一に見せつける

サイドレースの白いパンツに包まれた人妻のなまめかしい白桃が、その中心に縦線を描いて健一に向けられていた…


「ぶち込みたい…あの蜜壺に…」

美子の白桃の中心部から溢れる熟女の匂いは、雄一匹を狂わせることなど容易いものだった

美子の果肉が揺れる…

クロッチ部分の匂いが健一の鼻先まで来ている

健一の下半身はガチガチに硬直している

美子が腰を伸ばし、直立の姿勢に戻った

チラッと横に目線を落とし、後ろを気にした

人妻の敏感な蜜壺が、若い雄の狂気を感じ取ったようだ…



40歳を過ぎた人妻美子は、自分の価値に気付かず、世の男達の欲望の真っ只中にいることを分かっていない

「あの男…」

美子は、夜も遅い時間、自宅で就寝前のシャワーを浴びていた

年の頃は美子よりは下か…

男にあんな目で見られたのはいつ以来だろう…

その目には、男の本能だけが映っていた

愛や優しさなど微塵もない、ただの男の欲望…

「いやらしい…」

1日の汗をシャワーで洗い流しながら目を閉じる…

あの男のいやらしい目つきが美子の瞼から離れない…

子供はとっくの昔に自分の部屋で寝るようになり、今は旦那と布団を並べて寝ているが、10歳も年上の旦那との間に夫婦の行為など、もうない
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