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人妻短編集
第2章 人妻 美子(42)
こんなおばさん…

最近はそう思って、男女の色情など関係のないことだと思っていた

自分にそう言い聞かせていた

身体が熱い…

頭から垂れるシャワーの水が、美子の胸元を通り過ぎて行く

そして、ピクン、ピクンとと立った乳首をなでて行く…

シャワーの水は更に流れ落ち、美子の蜜林を通って甘い割れ目へと流れ込む…

今日はいつもと違い、その割れ目はシャワーの水ではない、生ぬるいネバネバとした液体に包まれていた

美子は、そっと、割れ目に指を差し込んでみた

「やだ…」

自分でも信じられないくらいの蜜液が溢れる出し、そこにある突起がジンジンと音を立ててコリコリになっている…

「あぁっ…」

指先が突起を刺激した

背中に電流が走った

どうやら、健一が、美子が閉ざしていた扉を開けたようだ

別に好みの男でも何でもないのに…


美子は布団に入った

隣りには旦那が寝ている

目を閉じた…

また、あの男が…あのいやらしい男…あの、いやらしい目つき…

美子は太ももをゆっくりとこすり合わせた

声を殺しながら、息を殺しながら…

瞼に浮かんで消えない、あのいやらしい目つきの男を見ながら、太ももをきつくゆっくりとこすり合わせた…




「うーん、まぁ、いいけど、第2ラインは人が少ない上に忙しいからね」

「ありがとうございます。助かります」

32歳独身、第2ライン長である社員の健一は、第1ライン長と話し合いをしていた

第2ラインは人が少ない

年配や中堅の女性を移動させれば波風が立つだろう

そこで、最近入った新人の河瀬美子を第2ラインに移動して欲しい

健一の要望は、疑念を持たれることなく通った

美子が第2ラインに移動した

健一は、美子を自分の目の前に位置させ、指導を始めた

食品会社のラインは流れ作業だ

上からどんどんと商品が流れてくる

新人の美子には後ろを振り向いている余裕はない

健一は、あれこれと美子に指示を出すふりをしながら、美子の匂いを嗅ぎ、豊満な白桃を見つめながら、自分の下半身をビンビンにさせる

美子は仕事に集中している

ある日から健一は、食材の入った箱や、仕事で使う機材を、自分と美子の回りに取り巻くように置きはじめた

まるで、周囲の視線から、2人を遮るかのように…
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