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夢…を…見させてくれますか…
第6章 悲しい現実
空港はファンで溢れていた。


メンバーが現れると押し寄せて来て由真は、貧血で倒れ込んでしまった

「…りゅう…じ」








「…ん」



「気が付いた?」


由真を覗き込む男


「あの…私」


「空港で倒れそうになったのをギリギリ支えて、何とかコンクリートに倒れるのを防いだ。」

「あ…ありがとうございます」


「ファンの子?」


「………はい」


「気をつけてね。怪我しなくて良かった 」

「あの…あなたは…」

「わからないの?もう二度目だと思うけどキミに会うの」

「え?」


メンバー…かな


「今市のことばかり見てるもんね(笑)」

「えっと……」


「な、お、と」


「あぁ、なおとさん」

「そ、たまたま遅れて行ったら目の前に倒れてきたのがキミ」

「…すみません」

「家まで送るよ、」

「大丈夫です、早く向かってください」

「なら一緒に行く?アメリカ」

「え!?」

突然のことにビックリする由真だった
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