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夢…を…見させてくれますか…
第13章 幸せな時間
「隆二!!いいな!!」
アツシやスタッフに声をかけられる
「ありがとうございます!!」
「やっぱりプライベートがうまくいってると違うのかな!!」
ナオトが話す
「女できた?」
ヒロがナオトに聞く
ナオトは携帯を出す
由真の写メを見せつける
「へぇ、可愛いじゃん。でも若そうだな」
「学生ですよ。まだ二十歳です」
「なるほどな。ま、女の存在がプラスになればいいけどな…ナオト、後で隆二呼んで。」
「はい」
ナオトは写メを消していなかった。
空港で由真に会ってから少し気になってしまっていたのだ
そしてもう一人今市をライバル意識している登坂も面白くない
「臣!!どうした…声出てないぞ!!休憩!!」
今市に肩をたたかれる登坂
「隆二!!ヒロさん呼んでる、」
「はい」
「失礼します」
ヒロとアツシの部屋に入る
「随分いいじゃん!!」
「ありがとうございます」
「隆二、プライベートがうまくいってるのは、プラスだけど、マイナスになることもあるよな…よくわかってるよな。」
「もちろんです。」
「今度は…大丈夫なんだろうな…臣は…絡んでないんだろな」
「はい、」
「二の前になるなよ。」
「わかってます。」
「さっきナオトに女の写メ見せてもらったぞ。まだ二十歳とか」
「はい。実は…今一緒に住んでます。」
「そっか!!なら安心かもな…けど充分気をつけてくれ。」
「わかっています、報告遅れてすみませんでした」
「うん、いずれは、一緒になるんだろ?」
アツシが聞く
「そのつもりです」
「今年は…やめとけよ…大切な時期だからな」
「はい」
「今度連れてこい」
「はい!!ありがとうございます!!失礼します!!」
緊張したが嬉しかった
「隆ちゃん!!なんか言われた?」
「由真連れて来いって、一緒に住んでることも話した。」
「良かったじゃん!!」
「うん」
レコーディングが終わりホテルに帰る