この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
ラストチルドレン
第4章 零れていく砂のように・堕ちる暗闇


”郷田は、達巳を退学に追い込んだ張本人。写真を貼ったのも郷田。摩耶と二人で郷田を退学にさせた。達巳の退学が取り消しになればいいと思って。”

”職場に居たんだ。田舎だもんね。皆行くところは同じなのかもね。就職したばかりの達巳にこんな事言うのは嫌なんだけど…郷田と関わって欲しくないの。もし郷田が恨んで何かしてきたら…辞めて別の会社探そう?アイツはあたしたちにとって最悪な奴でしかないんだよ”

楓の長文メールを読んで、怒りは何処かに消えた。けれど俺の退学に郷田が絡んでいるとは思いもしなかった。写真を貼ったのは瞳だと思っていたから。

まさか、郷田と徒党を組んで動いていたとは。

瞳にはやられたよ。郷田も俺も退学で自分だけ普通に学校に通い続けて。

楓はきっと知らないんだ。

瞳が絡んでいることを。

何だか笑えてきた。

楓も俺も随分と振り回されていたんだなと。

折角決まった会社を郷田のせいで辞めてたまるか。

辞めるなら向こうだ。

俺は楓に心配するなと返した。

何をされても俺は負けない。

/247ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ