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第14章 つながる3人の絆

　暴れる柚子に体重を浴びせかけるようにして自由を奪い、華は腰を突き込む速度をますます速めてゆく。

　「ぁはっ、はっ、ごっ、ごめっ…でもっ…んぁっ、ゆずっ、いいっ、お姉ちゃん、いいのっ…いいのぅっ」

　「やっ、ぃったっ、はげっしっ、やめっ、んあっ、ぁああっ…っくぁっ」

　もはや二人の会話はかみ合っていなかった。

　動物のように快楽をむさぼり始めた姉と、凌辱のように受け入れを強制される妹。
　放置された父はそんな二人のすれ違いを楽しむことで、その溜飲を下げていたのかもしれない。

　しかしそれでも、姉と妹の二人の精神はそこから少しずつその歩調を合わせ始めるのである。

　華は柚子の背中に手を回し、しっかりと抱きしめて肌の密着を求め、全身で柚子をこすりあげるようにしながら柚子の中を激しくかき回していく。

　そうして全身を使って華が柚子と一体になっていくと、柚子の反応も変わり始めた。

　「んっ、んぁっ、いっ、ぁはっ、はぁっ…すごいっ、お腹のなかでお、お姉ちゃんが…」
　「うんっ…ぁはっ…ゆずの中で暴れちゃってる…でしょ…」