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第14章 つながる3人の絆

　「あっ、おっ、おねぇっっちゃんっ、いいっ、っくっ、いいっ、っぅふっ」
　「ぁはっ、はっ、あっ、あたしもこんどは…いっしょに、いっしょに、いくからっ」

　そうして柚子と一つになりながら私はまたお父さんの存在を忘れ始めていた。

　だから、お父さんがいつのまにか後ろに回り込んで、それを企み始めていたことに全く気づいていなかったのだ。　　　

　突然、お父さんは私のお尻を抑えた。

　「ぇ？なに？」
　「少し高くしよう」

　意味不明なことを言うなと思ったら、お父さんは替えのマクラを出してきて

　「ゆず、少し腰を上げて」

　と言って、柚子のお尻の下にマクラを敷いた。


　「あああっ、やっ、ふ、深い…」

　柚子がそういうと

　「な、このほうが深い挿入感を感じられるだろう？」

　とお父さんは偉そうに言う。
　柚子のお尻が高くなった分、当然私のお尻も高くなって、私は後ろにお尻を突きだすような恰好になる。

　あれ？なんか企んでる？

　一瞬そう思ったけれど、この方が深く入ってく感じがするのは確かだと、警戒するとともに私はなんとなく納得しかけた。

　だけど。