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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第15章 視られる興奮・煽られて自壊
 華の行為がそこまで読んでのことだったとは到底思えないが、そのような場を作ってくれたことになる華には感謝すべきか。

 でももうあんな行為に及ばなくてもこの距離感をずっと大事に保っていければ、彼女たちがやがて新しい家族を作るまで私たちは穏やかで幸福感に満たされた日々を生きていけるはずだ。

 そんな思いで、この週を過ごしていた私であったが、週末になって柚子が高熱を出す。
 熱は39度を超える勢いで二晩に渡り柚子を苦しめたが、今朝になってようやく平熱にまで下がった。

 私は休暇を取って柚子を朝イチで病院に連れて行ったが、夏バテによる風邪だろうというのが医者の出した結論であった。
 ほんとにそれだけならいいけどなと思いつつ、それでも血液検査までしてそうなのだから、それ以上医者に食い下がることもなかった。

 いろいろなことがあって、柚子の体も混乱したのかもしれない。

 事実、午前中はベッドの上で熟睡していた柚子であったが、私が自身の昼食を済ませて柚子の食事を運んで行こうかと思った頃に、彼女は比較的元気な姿で下に降りてきた。

 「ふうう。なんか、大分元気になってきたよ。パパ、おなかすいた。」
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