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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第15章 視られる興奮・煽られて自壊
 「ちょうどいま、おかゆを持っていこうと思ってたところだ。食欲が出てきたのは回復してきている証拠だな。」
 「ええ?またおかゆ?もう治ったし、もうちょっとガッツリしたもの食べたいな。肉とか。」
 「昼間から肉か?…まだ病み上がりだし、消化の悪いものはあんまり良くないんだがな。」

 そんな普通の会話であっても、もう長いこと交わされなかったものだ。
 それが普通に出来ているというのも彼女の変化を示していた。

 しかしこの後、私はそういうレベルではない柚子の変化を思い知らされることになる。
 
 「ならひき肉でも炒めるか。もやしもあったはずだ。」
 「あ、じゃあ昔よく作ってくれた酸っぱいもやし炒めがいい。最近ちょっとそういう感じのに飢えてるんだよね。」
 
 あまり料理の才能がない私であったが、もやしとひき肉を炒めて醤油を引いただけのものに、少しお酢を加えたもやし炒め。以前は柚子がおいしいおいしいと言って食べてくれた料理だった。

 覚えていてくれたんだなと思いつつ、手早く調理を済ませるとそれをおいしそうに食べる柚子の姿を眺める。
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