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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第17章 発覚
 私が家の前に立ってドアに鍵をさす直前、家の中から、

 「あああんっ!」

 という柚子の悲鳴のような喘ぎ声が漏れ聞こえた。

 こんなところまで聞こえるくらいの声出しちゃって、大丈夫かしら。
 でも柚子のオナニーもかなり本格的なものになってきたんだなあ。

 なんて思いながら、家に入ったら素早く柚子の部屋に突入してやろうと思っていた。
 ご近所さんに聞こえてるよ、なんて言ったらまた恥ずかしがって、でもびしょびしょになっちゃうんだろうな。

 なんとなく不穏な気分がして帰ってきたけれど、それは取り越し苦労というやつだったのだ。
 
 しかしそこでまた新展開。
 私がニヤニヤしながら鍵をさしこんだその時、

 「華」

 と、突然後ろから声をかけられたのだ。

 振り向くと…そこには、出て行ったはずのお母さんがいた。

 「あっ!」

 私は鍵を抜くのも忘れて、お母さんのほうに駆け寄った。

 「ど、どうしたの?帰って…きたの?」

 私は複雑な思いでお母さんに問いかける。
 柚子のことをからかうことなどは頭から飛んでしまっていた。

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