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第19章 太いのが好き／細くても好き

　「どうだろう。そのくらいかしらね。」

　今までこれを目にした人たちは多少なりとも驚いた様子を見せたものですが、可美村クンはむしろそれに興味深々といった様子です。
　そう、まじまじと観察されてしまうと、なんだか私はちょっと恥ずかしく感じてしまうのでした。

　「こんなに大きい穴開けるの、痛くないんですか？」
　「そりゃあ、最初開けた時はビックリするほど痛かったわ。ぎゃーって叫んじゃった。」

　「そうですよねえ。」
　「でも今はもう全然。耳のピアスとかと変わらないよ。」
　「僕はそれすらも開けたことないからわからないけど…すごいな。完全に貫通してるんだ。」

　可美村クンは穴のところに指を伸ばし、腫れ物に触るようにそおっとそこを撫でてその凹みを指で確認していきます。

　「ンっ…やんっ…ぁっはぁっ…」

　それはそのまま私の乳首への愛撫となり、私はまた歓喜の吐息を漏らします。

　「ここに通すもの、今持っているんですか？」
　「えっ！？ええ…持ってはいるけど…見たいの？」

　「ええ…興味あります。よければ通してみたい。」