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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第24章 完全なる露見
 そこに気づけば気持ちは少しポジティブになる。

 今日もお父さんは早く帰って来てくれてるはずだ。今日バイトに使うはずだった体力で、お父さんに可愛がってもらおうかな。

 そう決めたら、この後は晩御飯の買い物でもしてさっさと帰ろうってことになった。

 ちょっとスタミナのつくような晩御飯がいいよね。せっかく久しぶりにしてもらうんだから。そんなふうに気持ちを切り替えて買い物を始めれば、いつの間にかちょっとウキウキしたような気分にもなっていく。


 このあとあんなひどい目に合うなんてことも知らずに。


 スーパーでレバー、ニラとかニンニクとか、そんなのばっかりニヤニヤしながらカゴに突っ込んでる姿は、他の人からどう思われてるかなぁなんて、ちょっと自意識過剰になりながら、そんな自分を楽しんでもいた。

 たまにはデザートにケーキもいいだろう。
 あと、確か水割り用の氷も切らしていたはずだ。

 私は家で待つお父さんと柚子の二人の喜ぶ顔を想像しながら買い物を続けた。
 
 スーパーからの帰り道、買い物袋を揺らしながら私はその後のことを考えていた。
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