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父と娘の近親相姦日記 第2部 暴走編
第25章 怒 IKARI


[11月5日] 妹のプライベート日記


 あの日以来、お姉ちゃんは私と口を利くことはなくなった。
 それどころか、もうほとんど顔を見ることもない。

 そしてそれ以上に、パパと会う機会も極端になくなった。

 私のメールやラインは完全にブロックされて、こっそりメッセージをやり取りすることも出来ない。たぶん、お姉ちゃんがパパにそう命令したんだ。

 毎晩、お姉ちゃんはパパを迎えに出て行って、一緒に帰ってくるとそのままパパの部屋に入ってしまう。着替えや勉強道具なんかも全部パパの部屋に持ち込んでいるみたいで、上に上がってくることはない。

 二人が外で何をしているのかわからないけど、帰ってくるのはもう夜中になってからだ。
 ご飯も二人だけで外で食べているみたい。


 私はといえば、毎朝テーブルの上に置かれている1000円札2枚だけでご飯を食べている。
 それ以上のことはもう誰もしてくれなかった。洗濯だって、自分でしなければならない。



 この家の中で、私は完全に一人ぼっちになってしまった。
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