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第3章 消防訓練

そのときです。

私の横に立っている拓真くんが
いきなり消化器を持ち上げ･･･

ホースを外したかと思うと･･･

ええええええええッ！


ホースを私に向けて
消化器を放ちます。

白い粉が消化器から噴き出します。

周りの生徒は一目散に逃げます。

真っ白になった私･･･

その横で消化器を持って立ってる拓真くん･･･。


「こらーっ！そこで何をやってるんだっ！」
「消化器をどうしたんだっ！」
「何が起こったんだ！」

先生たちの怒号が飛び交います。