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§ 龍王の巫女姫 §
第7章 蕩ける果実

「…ハァ…ああ、ぁ…」

「柔らかい肌だ、甘くて旨い…」

「…ぅ…ん、ああっ」

糸をひいて口内から出てきた突起を二本の指で転がしながら、炎嗣の顔は腹部へと下りてゆく。



あの恐ろしい薬の効果はきれた筈なのに…!



「…可笑しいな、此処に石榴の汁が集まっている。…溢れるほどに」

「…っ」

からかわれて頬が熱くなる。



「閉じるな──!」

「…見ないでッ」


嫌がる水鈴の股は左右に割られ、言い逃れもできない状態で問い詰められる。


彼は其処に顔を寄せた。



「…いやぁ、お願い…!!」

自分の惨めさに涙が出てくる。



「──…汚すなと言ったそばから、見てみろ?敷布に染みができるほど溢してしまっている。…お前には罰が必要だな」


「…ひっ…違うの、そうではないの…!」


「何が違うんだ。此れは石榴の汁ではないと言うのか?」


「…!!」


そんなこと──


「そんなこと知りません…っ」


羞恥のあまり手で顔を隠し、太股の間に男の視線を嫌というほど感じながら水鈴は首をふった。



「…なら俺が確かめてやる」


「──…ッ//」


炎嗣は人差し指で秘裂をなぞり、とろみのある其れを掬い取った。



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