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§ 龍王の巫女姫 §
第10章 春節の夜


火事場の馬鹿力とは、よくぞ言ったもの。


手綱を振り切り 繋ぎを断ちきり
馬は通りの真ん中に放たれた。


普段は大人しい性質の彼等でも、こうなってしまえば只の暴走馬──

混乱したまま周囲の人間を蹴散らした。


そしてその暴走馬は、水鈴に向かって真っ直ぐに走ってくる。


命の危機を感じて背中に寒気が走る。


彼女は後ずさった、しかし

「うわあああ!」

「…ぁッ」

追われるように逃げてきた別の男の肩が水鈴を突き飛ばし、彼女はそこに手を突いて倒れた。



顔を上げた水鈴──


もう、馬は目の前だ




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