この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
§ 龍王の巫女姫 §
第10章 春節の夜



赤い提灯と吹雪く火花を背景に

褐色の身体が迫ってくる。



水鈴は覚悟した


目を固く閉じ、震える唇を引き結んで…


確かに、覚悟したのだ。




「──…ち」



しかし黒い蹄( ヒヅメ )に蹴りあげられる

まさにその刹那



「‥‥‥!!!」



彼女はそれを免れた。




代わってその身にヒズメを受けたのは


馬と水鈴の間に滑り込み、庇うように彼女を抱き締めた炎嗣であった。














/567ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ