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§ 龍王の巫女姫 §
第16章 淡く儚く 愛おしく

その冷静さを崩さないためにも…

「会いたかったなど言うのはお止め下さい…っ」

花仙の声が震えていた。

彼は引き寄せた水鈴を背中側から抱き締めて、ぎゅっと強く腕に力を込めた。


苦しそうに話す花仙の声を耳許に感じながら…

水鈴は哀しくなる。


「…なら、花仙は」


「……」


「花仙はわたしに会いたくなかったの?」


こんなに想いが溢れてくるのは自分だけなのか。
再会を喜んで涙が出るのは自分だけ?


「わたしがいるだけで、そんなに辛いの?」


すぐに返答はやってこない。



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