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桜の咲く頃
第7章 それぞれの道
因縁の桜を見納めていたら
修吾さんが来た
「ここから始まった
ここから終わる、いつまで…思っておくから…
ありがとう」

「僕こそ、またいつか逢えるまで」

「覚えていたら成人式の日にここで…また」


葵は振り返らず
歩いて行った

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