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[続]天地を捧げよ〜神剣伝説〜
第3章 始動!


伝承の地とこの国が深い関係にあることはわかっている。関係する書物も見つけ出せた‥
なのに、肝心な解読が思うように進まない‥


それにもし読めたとしてもまったくの作り話しかもしれん―――
しかし、読めなければそれさえも理解できないとは‥


老師は肩こりをほぐしながらため息を吐いた‥


―コンコン!

「やぁクラディウス‥
肩こりはどう?」

部屋を尋ねてきたのはルーカスだった‥

「うむ、優秀な研究員のおかげでだいぶ楽になった」

「マークは研究員じゃないよ!偉大な薬学博士さっ」

ルーカスはマークを誉め称える。肩こりの酷い老師の為にルーカスは肩こりに効く薬をマークに作ってもらっていた‥

「中々思うように進まないみたいだね。
ルイスもさっきマークにおとぎ話を聞きにきたよ。」

「そうじゃったか‥
なんか変わった話しが聞けたかの?」


「うん、なんか興奮してたけどね」

「興奮?!
ルイスが興奮するとはのぅ‥」

老師は目を丸くして聞き返す。

「んーなんか、光りの剣がなんたらとか騒いでっ‥」

「っぬぁにぃ―――ッッ!!光りの剣じゃとっ!?」

「……!?クラディウスっ
血圧がっ」

老師の興奮の仕方にルーカスも驚いていた

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