パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 始動！

･

「ふぅ‥

迷いに迷って辿り着いたなら日数で距離を計算するのは難しいな‥」


ルイスはアルが出て行った後の部屋で地図を眺めため息を溢した‥


ちび達を連れてるから大人の歩幅の感覚とは違うだろうし‥うーむ‥‥


ルイスはとりあえず、東の森の橋の先に焦点を絞りその方面の拡大地図を探すことにした。












「アル？
どうした？」

「――!?え‥」

「馬に乗りながら考え事するなよ
落ちたら命取りだぞ‥」

「あ、あぁ…っ…ごめん」


ロイドは馬の背にアルを一人で乗せ歩行の練習をしていた‥

「どうだ？一人で乗った感想は？」


ロイドはアルに優しく聞き返す。

「うん‥まだ、ちょっと怖いけど‥‥なんかいいね‥」

アルの感想にロイドは微笑み言った

「ｸｽ‥そうだろ‥‥
慣れたら少し早足で歩いてみるか？
ティムはもう成馬を乗りこなしてるぜ!
アイツは筋がいい。
乗り降りはまだ一人じゃ無理だけどな」


アルの乗ってる馬の手綱を引きながら馬の足並みにそってロイドは歩く‥

例え慣れている馬でもやっぱり動物。ちょっとしたことで何があるか解らない‥
ロイドは細心の注意を払いながら牧場を歩いた